Tu Veux, Tu Veux Pas 2010年09月
FC2ブログ

2010年夏の家族旅行(蓼科)

この記事はブロとも、もしくはパスワードを知っている方のみ閲覧できます
パスワード入力
ブロとも申請
このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年8月ベヴィ会:タテルヨシノ

この記事はブロとも、もしくはパスワードを知っている方のみ閲覧できます
パスワード入力
ブロとも申請
このエントリーをはてなブックマークに追加

『龍馬伝9/3.10』と『藤原竜也・演劇の遺伝子』

最近見たテレビの話など。


◆龍馬伝「寺田屋」と「龍馬の妻」

 ついに寺田屋騒動です。前々から思っていたんだけど、ここに来て脚本の粗が目立つなあ…余計なストーリーが多くて肝心の部分があっさり終わってしまってる印象。主役が薄っぺらいせいもあって龍馬にどっしり感が全然なく、軽薄な人間に見えてしょうがない。

 寺田屋はもう、筧さんのためにあるような回でしたね。武道(少林寺拳法)を嗜んでいるせいもあって動きが非常に俊敏で、痩けたシャープな頬も、槍の名手に相応しい鋭さを感じさせて。一度竹槍をよけそこなって手に穴が空いたそうですが(Twitterでのご本人談)三吉慎蔵を好演していました。
 それに比べて龍馬のぺらっちいことと言ったら…(´A`) 屋根の上這いつくばって「ごめんちや~」って言ってるだけじゃねーか。つーか晋作がその身を心配して拳銃与えたんだから、とっとと長州藩の屋敷に匿ってもらえよっていうね。お前を守るために皆が命賭けてるというのに何なんだ、と思わせてしまう脚本演出と、演者の下手さが悪い。


 そして12日放送の『龍馬の妻』。寺田屋事件の後処理があまりにもあっさり終わってポカーン。三吉さんのフォローもなしに、龍馬とお龍は呑気にもう馬関? あれだけ命張って龍馬を助けた三吉さんが全然浮かばれない。気の毒としか言いようがない。
 証文に朱墨で記すシーンも、ただ二人を密着させたかっただけでしょ…史机に置いて普通に書けばいいじゃん、阿呆か、と萎え萎えでした。龍馬が全然お龍のことを好きそうに見えず、結婚したのは自分の命を救ってもらったからというお義理なのが見え見えで、彼女もお気の毒さま。(全身整形の真木よう子は嫌いな女優の一人なので、お元ちゃん贔屓のワタクシはそれも相まっていい気味にしか思えなかったけど)


 見所はもう、周りを固める俳優さんくらいなものですかね…。この回は香川(照之)さんのうまさが際立ってました。そして晋作の喀血シーン!! あれには最高に萌えた…!
 龍馬の親友だというのに中岡慎太郎が全く出てこないのは、同じ画面に出しちゃったら完全に主役を食ってしまうからですよね(笑顔) だって薩長同盟が成立しようという時の二人の喜びの演技が…もう天と地ほどレベルが違いすぎて笑っちゃいそうになったもの。上川(隆也)さんってほんっとに上手いなと改めて感心した回でもありました。

 ともあれ久々に大河をここまで毎週欠かさず見ているので、最後まで見続けようと思っていますが。


-----------

◆『藤原竜也・演劇の遺伝子』(テレビ朝日)
 
 いつも思うのですが、竜也君に密着したドキュメンタリー番組がとても多い気がする。
 それは“世界の蜷川”をしてこの番組中に「竜也は特別」と言わしめる才能を持ち、しかしそれに奢ることなく常に真摯に演劇と向き合う姿を近くで見てみたいと思う制作側の人間が多いからなんだろうな…。どうやって役と向き合っているのか、どんな稽古をしているのか…稀有な才能を持った役者さんの、言ってみればバックステージの部分を覗き見たいと思うのは当然のことだと思う。


 ドキュメンタリーは、『ムサシ~ロンドン・NY公演』(蜷川幸雄演出・井上ひさし脚本)『ANJIN』(英・ロイヤルシェイクスピアカンパニーのグレゴリー・ドーラン演出、トニー賞を受賞したオーウェン・ティール氏と共演)、そして故・井上ひさし氏が「ホリプロは竜也君をもっと成長させたければ、この役をやらせるべき」とまで言って五郎蔵役に指名した『黙阿弥オペラ』の舞台裏に密着。


 15歳の時、ロンドン・バービカン劇場にて『身毒丸』で鮮烈なデビューを果たした時の映像も交えながら、役者として作品に向かい合うストイックな竜也君を追い続けていました。
 再びのロンドン公演・台詞の7割が英語という超難題に挑んだ『ANJIN』、そして「井上ひさしからの宿題」に挑んだ『黙阿弥オペラ』 二度にわたるロンドンへの語学留学を経て、芝居に困らない程度に英語を操り、色々な作品を経験してまた一回り大きくなったなと感激しきりでした。(ロンドンでは同じく留学中の野田秀樹さんや長塚圭史さんとも交流して稽古を見せてもらったりワークショップに参加したりしたと別の媒体で読んだことがあるのですが、ここでは放送されず)


 竜也君は『身毒丸』初演からずっと観ている俳優だけど、仕事の合間を縫っての英国留学を許可したり、すぐお金になるような安っぽいテレビドラマの仕事をさせず、本人の希望通り舞台の仕事をメインにしたりと、彼の才能をとても大切にしてくれる事務所で本当に良かったと思います。ちょうど、ホリプロが舞台方面への進出に本格的に乗り出した時期がかぶっていたのもまたラッキーでした。そういう「運を引き寄せる力」というのも、才能の一つなのかもしれません。


 で、これを見ていてどうしても比べてしまうのが小栗旬くん…。弱小事務所のいいカモにされて、大好きな舞台も年に一度しか出れず、安っぽいテレビドラマのせいで時間を食い、ずっと希望している英国留学もできるはずもなく…『カリギュラ』あたりが頂点で、どんどん俳優としての価値が下がっている気がする。(皮肉にも、商品としての価値は上がってるけどね)本当に勿体無い。彼のように立ち姿が麗しく(顔が、という意味ではなく)品のいい俳優さんって絶対にいないから、とにかく大切にして欲しいのに。口惜しいです。
 来年上演される『時計じかけのオレンジ』もね…正直、観ようかどうか迷っています。演出家(河原雅彦)もあまり好きではないし、劇場(ACTシアター)も嫌いだし(苦笑)


 そして勝地(涼)くんの『ムサシ』での成長も嬉しかったなあ。彼は初演で小栗くんが演じた佐々木小次郎役に挑んだわけですが、出来上がっているカンパニー、しかもベテラン実力派揃いの中に、あれだけメインに近いキャラとして後から入っていくのは並大抵のことではなかったはず。ましてや、ロンドンで初日を迎えるなんて滅多にない経験。それだけ「失敗の許されない」状況下で、佐々木小次郎役に選んでもらったというのは、本当に蜷川さんから「こいつならできる」と信じてもらっているからですよね。


 ロンドン、そしてNYで公演できる機会なんてそうそうないのに…竜也くんだってこの15年の間で2度目なのに、他のくだらない仕事のせいで行けなかった小栗くんて…って益々思ってしまったよ。本当に残念です。


 さて、次の竜也君の舞台は来年1月の三谷幸喜書き下ろし・三人芝居『ろくでなし啄木』です。楽しみです!

このエントリーをはてなブックマークに追加

宝塚宙組『銀ちゃんの恋』

この記事はブロとも、もしくはパスワードを知っている方のみ閲覧できます
パスワード入力
ブロとも申請
このエントリーをはてなブックマークに追加

『W』と『イン・ザ・ハイツ』

 ありがたいことに、どちらもご招待にて拝見させて頂きました。(『W』は前職関係で、『イン・ザ・ハイツ』は現会社の関係で) 
 それぞれ簡単な感想など。ものすごいネタバレですので、ご注意を。(特に『W-ダブル』)

<W-ダブル>
 メインのキャスト以外(と言ってもほとんど4人芝居)全く情報を入れずに伺ったのですが、休憩を入れて約3時間近い長さを感じさせないくらい、中弛みのない良いお芝居でした。
最後15分はあっと驚くどんでん返しの応酬。リシャールの独白に混乱していくフランソワーズのシーンでは、こちらまで同じテンポで「えっ!?」と混乱がシンクロし、とても不思議な感覚に陥りました。そしてその後の更なるどんでん返しの痛快なこと! やられっ放しじゃつまらない。やはり悪者は滅びなければ。
 二人の人物を演じ分ける橋本さとしさん、したたかな家政婦役を演じた堀内敬子さんの安定感は抜群だったし、悩み多きマダム(というには若すぎますが)中越典子さんはとても美しかった。
 それにしても昔何かの芝居で見た時も堀内敬子さん苦手ーと思っていたけれど、やっぱり今回もだめだった…顔立ちも声も芝居の仕方も、何もかもが癇に障る^^ 今回はとても嫌な女の役だったので、余計にその気持ちが増大して、思い切り憎ませて頂きました。
 24日は中越典子ちゃん繋がりで井ノ原さんも来ていたそうで。あーニアミス!(泣)

<イン・ザ・ハイツ>
 2008年のトニー賞受賞作品。チケットを手に席についてみたら最前列!にビックリ。ブロードウェーのキャスト(もちろん英語の台詞&字幕付き)だったせいか、外国人の観客の方も多く見られました。
 もう、とにかくレベルが何もかも違うですよ。歌の上手さも声量もダンスのダイナミックさも。全てが日本のミュージカルとは桁違いのレベルでした。もうとにかく、皆歌が上手すぎる!! 耳福の上、スタイル抜群なキャストさんには眼福☆

 主人公ウスナビのキャストの方は、歌が全てラップで…よく息切れしないなあと感心しきりでした。
 ストーリーはわりと特筆するところのない普通のお話でしたが、ダウンタウンに住むプエルトリコ系移民の皆さんの逞しさ・悲しさ・故郷への思いなどが熱く伝わってくる作品でした。すごく、アメリカらしいなあと。
 そういえばオケボックスの方が、最初入ってきたときに「日本」と書かれた日の丸の鉢巻を上下逆さに付けていてw休憩後に見たときにはちゃんと元に戻ってて一安心でしたw(目が合ったのでそれを伝えたら、ものすごい笑顔で返してくれたw)

 良い舞台を観させて頂いて幸せな二日間でした(*´∀`*)
このエントリーをはてなブックマークに追加

テーマ : 演劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

カテゴリ
blog内記事ランキング
過去ログ +

2019年 08月 【2件】
2019年 07月 【1件】
2019年 06月 【1件】
2019年 05月 【4件】
2019年 04月 【3件】
2019年 03月 【2件】
2019年 02月 【4件】
2019年 01月 【5件】
2018年 12月 【4件】
2018年 11月 【2件】
2018年 10月 【4件】
2018年 09月 【2件】
2018年 08月 【4件】
2018年 07月 【3件】
2018年 06月 【9件】
2018年 05月 【6件】
2018年 04月 【5件】
2018年 03月 【4件】
2018年 02月 【1件】
2018年 01月 【2件】
2017年 12月 【5件】
2017年 11月 【1件】
2017年 10月 【1件】
2017年 09月 【3件】
2017年 08月 【1件】
2017年 07月 【1件】
2017年 06月 【2件】
2017年 05月 【7件】
2017年 04月 【1件】
2017年 03月 【2件】
2017年 02月 【3件】
2017年 01月 【5件】
2016年 12月 【6件】
2016年 11月 【12件】
2016年 10月 【6件】
2016年 09月 【5件】
2016年 08月 【4件】
2016年 07月 【4件】
2016年 06月 【1件】
2016年 05月 【2件】
2016年 04月 【3件】
2016年 03月 【4件】
2016年 01月 【8件】
2015年 12月 【2件】
2015年 11月 【4件】
2015年 10月 【1件】
2015年 09月 【2件】
2015年 08月 【2件】
2015年 07月 【3件】
2015年 06月 【3件】
2015年 05月 【4件】
2015年 04月 【5件】
2015年 03月 【3件】
2015年 02月 【5件】
2015年 01月 【6件】
2014年 12月 【7件】
2014年 11月 【5件】
2014年 10月 【5件】
2014年 09月 【7件】
2014年 08月 【5件】
2014年 07月 【1件】
2014年 06月 【2件】
2014年 05月 【2件】
2014年 04月 【3件】
2014年 03月 【4件】
2014年 02月 【2件】
2014年 01月 【5件】
2013年 12月 【2件】
2013年 11月 【4件】
2013年 10月 【3件】
2013年 09月 【3件】
2013年 08月 【5件】
2013年 07月 【4件】
2013年 06月 【4件】
2013年 05月 【2件】
2013年 04月 【6件】
2013年 03月 【4件】
2013年 02月 【7件】
2013年 01月 【4件】
2012年 12月 【11件】
2012年 11月 【7件】
2012年 10月 【3件】
2012年 09月 【2件】
2012年 08月 【7件】
2012年 07月 【1件】
2012年 06月 【6件】
2012年 05月 【15件】
2012年 04月 【4件】
2012年 03月 【11件】
2012年 02月 【15件】
2012年 01月 【7件】
2011年 12月 【2件】
2011年 11月 【9件】
2011年 10月 【2件】
2011年 09月 【4件】
2011年 08月 【10件】
2011年 07月 【3件】
2011年 06月 【5件】
2011年 05月 【10件】
2011年 04月 【8件】
2011年 03月 【13件】
2011年 02月 【11件】
2011年 01月 【5件】
2010年 12月 【8件】
2010年 11月 【9件】
2010年 10月 【10件】
2010年 09月 【6件】
2010年 08月 【10件】
2010年 07月 【16件】
2010年 06月 【16件】
2010年 05月 【20件】
2010年 04月 【19件】
2010年 03月 【16件】
2010年 02月 【16件】
2010年 01月 【21件】
2009年 12月 【27件】
2009年 11月 【20件】
2009年 10月 【31件】
2009年 09月 【17件】
2009年 08月 【20件】
2009年 07月 【19件】
2009年 06月 【15件】
2009年 05月 【19件】
2009年 04月 【30件】
2009年 03月 【33件】
2009年 02月 【31件】
2009年 01月 【29件】
2008年 12月 【23件】
2008年 11月 【34件】
2008年 10月 【21件】
2008年 09月 【15件】
2008年 08月 【38件】
2008年 07月 【21件】
2008年 06月 【27件】
2008年 05月 【33件】
2008年 04月 【32件】
2008年 03月 【16件】
2008年 02月 【8件】
2008年 01月 【6件】
2007年 12月 【7件】
2007年 11月 【17件】
2007年 10月 【15件】
2007年 09月 【21件】
2007年 08月 【19件】
2007年 07月 【23件】
2007年 06月 【37件】
2007年 05月 【25件】
2007年 04月 【23件】
2007年 03月 【26件】
2007年 02月 【29件】
2007年 01月 【16件】
2006年 12月 【23件】
2006年 11月 【19件】
2006年 10月 【20件】
2006年 09月 【13件】
2006年 08月 【28件】
2006年 07月 【34件】
2006年 06月 【36件】
2006年 05月 【32件】
2006年 04月 【31件】
2006年 03月 【34件】
2006年 02月 【33件】
2006年 01月 【32件】
2005年 12月 【27件】
2005年 11月 【26件】
2005年 10月 【25件】
2005年 09月 【28件】
2005年 08月 【29件】
2005年 07月 【28件】
2005年 06月 【18件】
2005年 05月 【11件】
2005年 04月 【24件】
2005年 03月 【18件】
2005年 02月 【5件】
2005年 01月 【5件】
2004年 12月 【1件】
2004年 11月 【3件】
2004年 09月 【3件】
2004年 08月 【5件】
2004年 07月 【6件】
2004年 06月 【12件】
2004年 05月 【10件】
2004年 04月 【5件】
2004年 03月 【4件】
2004年 02月 【12件】
2004年 01月 【10件】
2003年 12月 【7件】
2003年 08月 【1件】
2003年 04月 【1件】
2002年 10月 【9件】
2002年 09月 【10件】
2002年 08月 【14件】
2002年 07月 【11件】
2001年 12月 【2件】
2001年 10月 【1件】

*応援中*
お友達Blog
検索フォーム