Tu Veux, Tu Veux Pas 2019年01月
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『姫路城音菊礎石』見物



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宝塚雪組『ファントム』を観る

念願の、宝塚雪組による『ファントム』を観劇しました。

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■脚本/アーサー・コピット 作詞・作曲/モーリー・イェストン
■潤色・演出/中村 一徳 翻訳/青鹿 宏二
■公演日程/2019年1月2日(水) ~ 2月10日(日)
■主な配役
ファントム(エリック):望海風斗
クリスティーヌ・ダーエ:真彩希帆
ジェラルド・キャリエール【オペラ座前支配人】:彩風咲奈
フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵:彩凪翔/朝美絢(役替わり)
アラン・ショレ【オペラ座新支配人】:彩凪翔/朝美絢(役替わり)
カルロッタ【新しいプリマドンナ】:舞咲りん



当代きっての歌うまトップコンビと称される、だいもん(望海風斗さん)ときぃちゃん(真彩希帆さん)によるエリックとクリスティーヌを、多くのファンが待ち焦がれていたことかと思います。
(実際、本当にチケットを取るのが難しかったです…30口以上入れてもプレイガイドは全滅で、某貸切でようやくご縁をいただきました)

『天使の歌声』という言葉に説得力を持たせてくれるトップコンビ・だいきほの歌唱力と表現力の豊かさに、何度涙した事か…。美しくも難解な旋律を技術的に見事に歌いこなし、尚且つそこに感情が込められた歌声に、強く心を揺さぶられ、感動しました。見事なエリックとクリスティーヌでした。

私は2004年の宙組版初演を映像で、2006年花組版(春野・桜乃)&2011年花組版(蘭寿・蘭乃)を劇場で観ているのですが、だいもんのエリック造形には、歴代の中で最も少年らしさを感じ、それが故にエリックの純粋さや不器用さ、歪さや哀しさがダイレクトに感じられました。

特に、複数回観劇したオサ様&ゆみこちゃん版のファントムが強く印象に残っているので、銀橋の歌をとても楽しみにしていたのですが、エリックが流れるように歌うのではなく、語り掛けるように歌詞を紡いでいく今回のバージョンも、とても良い!(©キャリエールパパ) さきちゃんも頑張っていましたし、やはりここは涙なしには見られません。

オサ様もだいもんも、歌唱力の高さという点では申し分ないエリックなのですが、声質的にオサ様は「この世のものならざる」感(ゆえに「ファントム=幻影」らしい)、だいもんは「リアルで地に足の付いた」感を受けた、というのが私見です。
対するクリスティーヌも、あやねちゃんは「聖母・理想の女性」、きぃちゃんは「オペラ座の歌手を夢見る、リアルなマドモワゼル」的印象を受けたので、いずれも好一対で良いなと思いました。
いずれも、劇場全体を包み込むような広がりと豊かさを感じ、それだけで涙が溢れます。

歌が上手いというのは、本当に素晴らしい才能だなあと、改めて感じた耳福な3時間でした。

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テーマ : 宝塚歌劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

エリオ・ロカンダ・イタリアーナ

2019年1月のベヴィ会(美味しいものを食べ、美味しいお酒を飲む会)は、ジョジョ5部にちなんで、南イタリア料理をいただける『エリオ・ロカンダ・イタリアーナ』におじゃましました。

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ナランチャ(オレンジジュース)とスプマンテで乾杯

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鮮魚のカルパッチョ

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プロシュート兄貴ィッ!やっぱり兄貴ィはスゲーやッ!

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ジャガイモのニョッキ トマトソースとモッツアレラ

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フェトチーネ サーモンのクリームソース(動画から抽出したので、画像荒くてすみません)

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牛肉のソテー バルサミコ風味

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ドルチェ盛り合わせ(もちろんパンナコッタ・フーゴも含まれています)

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カラブリアの赤ワイン(店員さん付きw)

※残念ながら、トスカーナ産のサラミはありませんでした。ごめんねピストルズ。
※上記のようなメニュー名ではありませんw

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店内にはローマの王子こと、トッティのサイン入りユニフォームとお写真も。


エリオ・ロカンダ・イタリアーナにお邪魔するのは10年ぶり?くらいなのですが、賑やかなバースデーセレモニーも健在で、相変わらず美味しかったです。

しかし、外国語の回路が相変わらず混線しがちで、「Prego」(どうぞ)と言ってもらっているのに、つい「Merci」と言ってしまいそうになり、慌てて黙りました。外国語をしゃべらなくては、と思うと、ついフランス語になってしまう…(直近の旅行先が全てフランス語圏、かつ、日本でもフレンチをいただくことが多いので)

ジョジョ5部のお話はもちろん、先日の朗読劇やオタク事、旅行のことなど話が尽きず、楽しいひとときでした。

帰り際に「アリアリアリアリアリ アリーヴェデルチ!」と言いたくなったのは内緒です( *´艸`)

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音楽朗読劇『シェーヴルノート』を観る

2019年も明けて、楽しみにしていた音楽朗読劇リーディングハイ公演『Chevre Note(シェーヴルノート)Story from Jeanne d'Arc』を観劇いたしました。

■会場:舞浜アンフィシアター
■公演日:2019年1月12日(土)、13日(日)
■原作・脚本・演出:藤沢文翁
■音楽監督:村中俊之

■キャスト
ジル・ド・レ : 中村悠一
アランソン公 : 梶裕貴
ジャンヌ・ダルク : 沢城みゆき
リッシュモン大元帥 : 諏訪部順一
シャルル7世 : 津田健次郎
ラ・イル : 梅原裕一郎
グラシャ=ラボラス : 大塚明夫

■あらすじ
羊飼いの娘であったジャンヌ・ダルクは、ある日神の神託を受け、神の声が聞こえるようになり、お告げのままにフランス軍を率い、フランス軍を勝利に導いたと伝えられている…
しかし…それはすべてある男の書いた筋書き、偽りの物語だった…

1431年5月30日。
フランス軍を率いて、栄光へと導いたオルレアンの乙女ジャンヌ・ダルク。
彼女はイングランド軍に捕縛され、火あぶりとなった。
この物語は、そこから始まる。

残されたのは二人の軍人。
彼らはかつてジャンヌ軍に所属し、ジャンヌ・ダルクの腹心であり、ジャンヌ・ダルクを愛していた。
彼らの名は、ジル・ド・レとアランソン公。
ジャンヌ・ダルクの死後、二人は全く別の道を歩むことになる。

暗い地下室で、一人の男が魔方陣を描き続けている。
男の名前はジル・ド・レ。
男は今まさに神を呪い、黒魔術に手を染めようとしていた…

彼女の腹心であり、彼女を心から愛していたジル・ド・レは知っていた。
元々彼女は、神の神託など受けていない生身の少女であったことを。
フランス軍、リッシュモン大元帥の発案で、兵を鼓舞する「偶像」として作られた少女…。
それこそが、ジャンヌ・ダルクだという真実を。
神託、神の声、オルレアンの乙女、聖女、それらはすべて偽りの物語だった…
(公式パンフレットより)



これが2019年のベスト舞台になるだろう大いなる確信を感じた、素晴らしい舞台でした。
芝居巧者ばかりの声優さんが揃うと、こんなにも素晴らしい相乗効果が生まれるのかと、震えるような感動を覚えました。
声を聴いているだけで、登場人物の表情や心の動き、相手とのやり取りがリアルに映像化され、眼前に突きつけられるような圧倒的感覚。いま思い返しても、ただただ感嘆の溜息しか出ません。

正直なところ、蜷川さんが亡くなられてから、もうあの頃のような演劇体験は叶わないだろうと思っていました。登場人物の喜怒哀楽や感情の揺れが、ダイレクトに心に響いてくるような、そのシーンを生きている彼らの、彼女たちの存在に圧倒され、劇場空間全体が舞台の上の演者の魂に引き込まれるような感覚は、もう二度と味わえないだろうと思っていました。
それを、嬉しい意味で裏切られました。特に終盤の、ジル・ド・レとアランソン公のやり取り…!! 溢れる涙を止めることができず、さらにジャンヌやラ・イルの思いも重なって、終幕までずっと泣き通しでした。

舞台装置も大掛かりで、生のオーケストラという重厚感ある音楽に、レーザーやスモーク、炎に盆セリを多用し、出演者の皆さまの衣装も、鎧やブーツを含め、それぞれの登場人物らしく細部まで作りこまれています。
しかし、その何よりも贅沢で素晴らしかったのが、声を生業とする方々の表現力の豊かさ。
ご自身の台詞の時、椅子から立ち上がり、マイクの前に立ち、台本を手にしながら台詞を読み上げる。腕を振り上げたり、足を鳴らしたり、そこには一切の肉体的な表現が無いのに、なぜここまで登場人物たちの心情を見事に表現できるのかと、ひたすら感動しかありませんでした。

また今回の配役が、私が思うそれぞれの声優さんの声質にぴったりすぎて…! 中村さんが「よくここまで集められた」的なことを仰っていましたが、適材適所というか、私的に完璧すぎました。

2019年も1月から、すごいものを拝見してしまったなあ…。また次のプロジェクトがあれば、ぜひ観劇したいなと思います。




中村悠一さん、梶裕貴さん、沢城みゆきさん、梅原裕一郎さんら出演の音楽朗読劇『ChevreNote~シェーヴルノート~』が全公演・満員御礼で閉幕!
アニメイトタイムズ https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1547523414&image_share=1












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