Tu Veux, Tu Veux Pas 『ユーリ!!! on ICE』 第9話感想

『ユーリ!!! on ICE』 第9話感想

『ユーリ!!! on ICE』、いよいよ第9滑走(9話)です。ヴィクトルとユーリの地元・ロシアで開催されるグランプリシリーズ最終戦、FS(フリースケーティング)の結果は…!?
例によって、ヴィク勇・ユリ勇方面に向かって盛大に腐った感想となっておりますので、ご注意ください。



おまんじゅうを喉につまらせてしまったマッカチンの元へ帰国するヴィクトル。
「離れてても心はずっとそばにいるから」と、ここでも自らの先シーズンのプログラム楽曲『離れずにそばにいて』を連想させる言葉を勇利くんに残し、日本へ出発します。

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具合が悪くてSPを観にこれなかったという、ユーリのおじいちゃん。可愛い孫・ユーラチカのために、カツ丼ピロシキを作っていてくれたなんて…(;_;) じいちゃんから溢れ出るアガペーに、ユーリも嬉しそう。口元にお米粒ついてるよ!

シスコン・ミケーレは、妹のサーラから互いの成長のために精神的な依存を止めることを突きつけられ、失意の中でFSに臨みます。「Serenade for Two」という楽曲に、大切な妹のために身を引く、大きな無償の愛(これもアガペー)を乗せたミケーレの演技に、サーラはもちろん、私ももらい泣きしてしまいました。

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そして、いよいよユーリの出番。「ピアノ協奏曲 ロ短調 アレグロ・アパッショナート」という、心臓破りで有名な最高難度の楽曲、とのこと。イギリスのロイヤル・バレエ、フランスのオペラ座と並んで、世界三大バレエ団の一翼を担うボリショイバレエのプリンシパル(そのバレエ団において主役級のダンサー)を務めたリリアによる振付がどんなものか、早く見たい!とずっと楽しみにしてきました。
プログラムの構成としては
?/3A/StSq/Sp/3Lz/3F/4T/ChSq/4S+3T/3Lo+2T/3A+1Lo+3S/Sp(種類不明)
(冒頭のジャンプは種類が明らかにされず)
という感じでしょうか。15歳という体力的な問題で4回転を2回しか入れられないユーリは、4回転3回の勇利くん、4 回転4回のJJに勝つため、後半にジャンプを6回入れるという鬼変更をします。
「JJと勇利に勝つために」と言っていましたが、ヤコフの前とは言え、勇利くんのこと「勇利」って呼んだよー!! ファッ!
柔軟性を生かしたスパイラルや、指先一つにも神経を行き届かせた動きはとても綺麗で、ユーリがリリアとヤコフの元でいかに努力を積んできたかということが良くわかります。「息つく暇もない鬼のようなステップ」「限界を超えた演技」と勇利くんも評していたけど、じいちゃんから貰ったアガペー、そして地元ロシアで絶対に優勝するんだというユーリの気迫が感じられて、泣けました。(厳しく指導してきたリリアも泣いていたなあ) サイドを編み込み、一つにまとめた金髪も、氷上できらきらと輝き、美しかったのだろうな。ノーミスで199.87という高得点を出したユーリ、ここで暫定1位になります。
「どうだ、見たかカツ丼!」と、勇利くんを意識しているのがすごく可愛い。(超絶美しいヴィジュアルなのに、この口の悪さよw)

その視線の先で、ヴィクトルのいない、勇利くんのFSがいよいよ始まります。
冒頭の4T+2Tのコンボは、4T-1Tに。「考え事しているとジャンプ失敗するよね」というヴィクトルの回想通り、その後の、3Loは両足着氷になります。

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ここで!!! 勇利くんに向かって「頑張れ!」と叫んだユーリが!!!(;_;)(;_;)(;_;) すごく愛しくて(;_;)(;_;)(;_;) (「れ」まで言えずに、JJに遮られてしまったけど)
だってあのユリオだよ!? ずっと素直になれなくて、意地張ってばかりいたユリオが、純粋に勇利くんを応援しているだなんて! 胸熱にならないでどうしますか!?
その声が聞こえたのか、「さっきのユリオの最後三連続、死にそうだったよな。ユリオよりぼくの方が体力あるんだよ、ばか」という勇利くん。7話でも「僕がメンタル弱いことなんて、今に始まった事じゃないんだからさ、これくらい覚悟しててよね。ヴィクトルのばか」という台詞がありましたが、勇利くんの「ばか」の言い方が…もうすっごく、相手への愛情が入ってて…優しくてあったかい「ばか」で…(;_;) ヴィクトルもユーリも愛されているなあと。豊永さんの演技に感動です(;_;)

ヴィクトル不在の中、ヴィクトルと共に作り上げたプログラムを演技する勇利くん。
「まだ終わりじゃない。終わりは、ヴィクトルと金メダルを獲ってから終わる」 という言葉にはただただ涙しか出なくて…覚悟はしているけれど、終わりを予感させられることが、こんなにも辛いことだなんて。
臨時コーチを務めたヤコフに「スパシーバ(ありがとう)」とハグしてから、「ヴィクトルはもうすぐ、ロシアに帰るよ」と…(;_;)(;_;)

そしてグランプリファイナルへの出場者が決定します。オタベック(まだ登場していないキャラ)、クリス、ピチットくん、今回優勝のJJ、ユーリ、そしてミケーレと獲得ポイントは同じながら、中国大会での順位が影響し、勇利くんがグランプリファイナルへ!
試合後、出場者とのハグを求めて彷徨う勇利くん…(追いかけられてるユーリ可愛いw) いつもヴィクトルと濃いハグをしてるから、人肌不足になってしまったのかwww

しかし、演技中の曲はどれもこの作品のために書き下ろされたものですが、何を聞いても素晴らしくて、視覚からも聴覚からも楽しめる、素敵な作品だなあと思います。

このアルバムも速攻ゲットして、ヘビロテして聞いています。演技中の各キャラたちの表情が思い起こされて、感動的です。

そして試合の後、モスクワの街角で始まる勇利くんのモノローグ。
「僕の競技人生のピークは、もうそこまできている。」
「金メダルが獲れても獲れなくても、ヴィクトルにはグランプリファイナルでコーチを辞めてもらう」

その決意に再び涙していたら、まさかの! ユーリ登場!!!
「こんなところにいたのかよ、カツ丼! 探させやがって」
そして…

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「やるよ。もうすぐ誕生日なんだろ」
キタァ! 頬をちょっと染めながら、視線を反らしてプレゼントするやつ!
ユリオが、勇利くんの誕生日を知ってるなんて~!

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しかも、じいちゃんお手製の、大切なカツ丼ピロシキをプレゼント!
うっうっ、ヴィクトルがいなくて落ち込んでる勇利くんのために、わざわざ持ってきてくれるなんて…ユリオ天使かよ!(註:攻めです) 大好物のカツ丼食べたら少しは浮上できるかなって思ったのかしら…天使かよ!(二度目)

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「フクースナだよ」と嬉しそうな勇利くんに、ニコニコ笑顔のユーリが可愛くて可愛くて…最後、ユーリが素直になれてよかった! 勇利くんの前でも、こんな満面の笑顔できるんじゃないかー! もう、ユリ勇だいすきじゃ!!! ユーリにも幸せになって欲しいよ…。活躍して、実績残して、プロに転向して、たくさんお金稼げるようになって、じいちゃんやプリセツキー家にも幸せになって欲しい…。

そして帰国する勇利くん、福岡空港の国際線ターミナルに到着。するとそこには元気になったマッカチン(良かったよ~~~(;_;))と、ヴィクトルの姿が。互いの姿が目に入った瞬間、まるで某恋愛ドラマのようにガラス越しの通路を、互いの顔を見ながら走り抜け、到着ゲートで抱きしめ合う2人…(;_;)

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「引退まで、僕のことお願いします」

その言葉に、勇利くんの手を取って口づけたヴィクトル…

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「プロポーズ、みたいだね」とはにかんでから、

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再び勇利くんの身体を抱きしめ、「勇利がずっと引退しなきゃいいのにな」と…。

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ありえないことだと判った上で、それでもそう願わずにはいられない切実な思い…その可能性に魅せられた、勝生勇利という1人のフィギュアスケーターの競技人生に終わりが来ることへの哀しみが、ヴィクトルの声音から、喋り方から感じられて、ここで号泣してしまいました…。諏訪部さん、神だ…。
グランプリファイナルという、すぐそこにある2人の別れが、もう間近まで迫っていることを改めて眼前に突きつけられた気がして、しばらくそこから涙が止まらなくて…。別のスポーツではありますが、大好きな選手が引退を発表した日のこと、ピッチを去った日のことが胸に去来してしまい…勇利くんの現役最後の瞬間を想像するだけで、心が締め付けられます。2人の抱擁から、言葉から、表情から、「離れたくない。でも…」という、互いを思いやる気持ちがすごく伝わってきて、切なくて、身を切られるように辛いです。
自らの競技人生のピークをいま迎えようとしていることを自覚しながら、それと当時に、勇利くんは選手としてのヴィクトルが大好きで、憧れの存在だから、このまま日本に居てはいけない、いつまでも一緒にはいられない、現役復帰したヴィクトルの姿を見たい、という思いもきっと持っているんじゃないかなと思います。だからこそ、自ら「グランプリファイナルまで」と区切りを付けた。私も、世界一のフィギュアスケーターとしてのヴィクトル・ニキフォロフを見たいけど、それにはこんなにも悲しい別れを乗り越えなければならないとは…。
もちろん離れてしまっても、2人がこの数ヶ月の間に築いた、かけがえのない絆、そして愛は本物だと思うけど、密度濃く関係を築いてきた分、物理的に離れてしまうことが今はこんなにも辛くてたまりません。

(それにしても、2~3話あたりからヴィク勇エピソードが増えるにつれ、ネットでは「最後、プロポーズして結婚だな~」とか言われていたものですが、そ、それがここにきて現実に…本人の口から「プロポーズ」って言葉が…公式さん、どこまで最大手なんだよ…)

次回第10話は、グランプリファイナル直前スペシャルということで、バルセロナに乗り込んだ皆さんによる、試合前のエピソードが見れる模様。ということは、12話がFS&試合後のエピソードが入るのかな。毎話本当に内容が充実していて、一時たりとも目が離せないままここまでやってきましたが、いよいよグランプリファイナルなのですね…。
今までも「あと4話しかないのか、アニメ終わったらどうしよう、抜け殻だな」などと言っていた私ですが、何というか、今回本当にそれが真に迫ってしまって、ここまでショックを受けている自分にも驚いています…。
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テーマ : ユーリ!!! on ICE
ジャンル : アニメ・コミック

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